東野圭吾による小説『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』の映画化。東野圭吾さん大好きでけっこう読んでますが、この元マジシャン・神尾武史のブラックショーマンシリーズはまだ読んでなかった…そして、ガリレオシリーズに続く、東野圭吾✖️福山雅治のゴールデンコンビにめちゃくちゃ期待っ‼︎
映画『ブラック・ショーマン』これから見る方のためにざっくりですが…
コロナウイルス蔓延以降、観光客も遠のき活気を失ってしまった町で、元中学校教師の神尾英一（中村トオル）が殺された。娘の神尾真世（有村架純）は父の訃報を受け、実家のある町に戻る。 教師として多くの教え子から慕われていた英一はなぜ殺されたのか？真実を知りたいと願う真世の前に現れたのは、かつてラスベガスで名を馳せた元マジシャン、叔父の神尾武史（福山雅治）。卓越したマジックと巧みな人間観察と誘導尋問を武器にして、武史が、姪・真世と共に殺人事件の謎に挑むお話。
感想…マジックを使って操作情報を盗み出したり、鋭い観察力で謎を解決していくのはおもしろかったです。最後の方のマジックは大がかり過ぎてリアリティに欠けますが、ショータイム！って感じで見れば楽しめます。殺された英一の娘への想いにもちょっとうるっときました。あと高台からの絶景、レトロな町並みや紅葉など風景がとても美しかったです。 岐阜県中津川市の国指定史跡「苗木城跡」、同じく岐阜県「郡上八幡」、 愛知県の「香嵐渓（こうらんけい）」で撮影されたそうです。
友達と一緒に見に行ったのですが、エンドロールまで釘宮克樹（真世の同級生）が成田凌だと気づかなかったらしく、イケメンやのにイケてない役もできるんやなぁ…と感心。役者さんで言えば、ハナコの秋山さんもお上手、やっぱコントとかやってるからかなぁ〜と思って見てました。今シーズンのドラマ『ロイヤルファミリー』にも出てますもんね。真世と婚約者の問題は解決したのかしてないのか…若干モヤっとしましたが、総じておもしろい作品でした。
現在ブラックショーマンシリーズは第二弾の『ブラック・ショーマンと覚醒する女たち』が2024年1月に出版されています。湯川先生のガリレオシリーズみたいに映画やドラマで続編が映像化されるのを期待してます。
