ひとりごとみたいなもん。

私の好きなこと

映画【フロントライン】を観た話。

(※当ブログにはプロモーションが含まれています)

 

hitorigotomitainamon.com

 

先週観た『国宝』が大変素晴らしく、その余韻を引きずり、いろんな方のレビューを読み漁り、共感したり、なるほど、そんな視点もあるんやな…と関心を持ってみたり。とにかく素晴らしかったので、この後に何の映画を観るか迷うところでしたが、『フロントライン』もとても評価が高く、予告から気になっていたので観に行くことに。

f:id:hitorigotomitainamon:20250618113508j:image

『フロントライン』実話に基づく物語。2020年2月、新型コロナウイルスを乗せた豪華客船ダイヤモンド・プリンセス号が横浜に入港。 日本初の新型コロナウイルスの集団感染が発生。当時、日本にはウイルス災害専門の機関は存在せず、船内の救命活動には、災害派遣医療チームDMAT(ディーマット)が駆り出された。彼らは災害スペシャリストではあったが、未知のウイルスに対応する経験はない。DMATの指揮官と厚労省、船内に乗り込んだ医師たち、そして船内クルーの未知のウイルスに最前線で挑んだ人たちの物語。

もう5年以上前の事になりますが、ここから始まり、たくさんの人が亡くなり、医療機関の受け入れ問題、自粛、差別や風評被害、ワクチンへの期待と疑い…正直こんなに大変な事になるとは思ってもみなくて、クルーズ船のニュースも他人事のように見ていました。そこでこんなドラマがあったとは。医療従事者でも行政の人間でもない私は、せめて医療関係の方々への感謝の気持ちを忘れず、おもしろおかしく切り取って流すメディアには疑問を持ち、正しい情報を見抜く力が必要かと…なかなか難しいけどね。

自分の立場と役割、国や組織のルール、個人の葛藤、信念、不安、加熱報道で世論を煽るメディア…それでも覚悟を決め、目の前の命を救うことを最優先に立ち向かった人々の姿に感動しました。

これからこの作品を観る方のためにあまり詳しくは書けませんが、これだけは…登場する俳優さん達がマスクをしていないシーンも多く、そこが気になる方もいらっしゃると思いますが、「実際には食事の時間以外はほとんどマスクをしていました。」というような文章が最後にあります。なので、そこは気にせず映画に集中していただけたらな、と思います。

こんな未曾有の出来事に何が正しいのかわからないなか、緊急性を要する判断。誰かがやらなければいけない。それをやってくれた方が実際にいるなんて!実話に基づく…ということで、気になって調べてみた!それぞれの役の実在するモデルがこちらです。

神奈川DMAT調整本部長(同時) 阿南英明さん

厚生労働省医政局 堀岡伸彦さん、永田翔さん

DMAT事務局次長 近藤久禎さん

浜松医科大学医学部附属病院 高橋善明さん

  • 羽鳥寛子(森七菜)

元ダイヤモンドプリンセス号クルー 和田祥子さん

ほんとに素晴らしい方々です〜。

 

完全ではありませんが、平穏な日常を取り戻した今、コロナ禍を経験した私たちの学びと反省、未来のために絶対に観るべき映画だと思いました。

いやぁ、全くジャンルは異なりますが『国宝』『フロントライン』いい映画が続けて観れて嬉しいです。ちなみに森七菜ちゃん、どっちの映画にも出てて凄いっ‼︎

wwws.warnerbros.co.jp